現在では、新車の登録台数の四割程を占めるほどになった軽自動車であるが、当然の事だが中古車の流通量も格段に増えているのが現実である。軽自動車と言ってもコンパクトカーの価格帯とかぶる程の車が増えているのもまた事実であるのだが。
コンパクトカーの領域にまで入り込んでいる軽自動車の魅力は何かというと、車両空間が広くなった事、燃費が改善されて1リッター当りの走行距離が長くなった事、そして自動車税が安い事などが挙げられる。場所によっては車庫証明書が不要な事等々。比較するには事欠かないのである。
コンパクトカーの領域に踏み込んだ分、販売価格は高くはなっているのだが、安全面においても多くの改善がなされており、軽自動車を選択するメリットの方が多いのも確かである。
当然の事ながらコンパクトカーの中古車と軽自動車の中古車との競合もあり、コンパクトカーの中古車の方が格段に安いのも事実である。どちらを購入するかは実際に運転した上で決めることではあるのだが、体の大きな私としては同じ金額を支払って軽自動車の中古車を買う事は避けたいと思うのであるのだが、これは人それぞれの価値観によるものなので断言は避けるべきであろう。